かっこいい吹奏楽コンクール課題曲 1985年度 三枝成彰作曲 Overture FIVE RINGS
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- Опубликовано: 29 сен 2024
- 1985年度の課題曲A、三枝成彰作曲、Overture FIVE RINGSを製作しました。
この曲は1984年から85年にかけて放送されたNHK新大型時代劇「宮本武蔵」の中で作られた登場人物のテーマを再構成し吹奏楽のために作曲されたものです。その役所広司主演のドラマは根強い人気があり、NHKドラマの最高傑作の呼び声も高い作品です。曲の標題はもちろん武蔵の著した「五輪の書」から来ています。
作曲者の三枝成彰氏は、吹奏楽については寡作であり、ニューサウンズインブラスでの編曲はあるのですが、オリジナルと呼べるものはほとんどこの作品くらいしかないようです。当時、三枝氏はこの翌年86年から11PMの司会者としても活躍される時期で、一気に一般人にとっても知名度が高まっていく頃になります。藝大在学中から頭角を現し、初期は実験的手法の現代音楽の作風でしたが後により分かりやすい音楽、調性がはっきりしていてメロディーのはっきりしている音楽に変化しています。
冒頭序奏部のピッコロソロは篠笛のイメージで書かれたもので、当時の参考演奏は篠笛で演奏されているように聞こえます。楽譜にも冒頭4小節は篠笛でも良いと記載されています。今回も篠笛の音源を使おうかとも思ったのですが、敢えてピッコロソロにしました。
序奏部のあとは力強い金管群のテーマで、ここは特にHornがbrassy(フランス語だとCuivré)と指定されていて、ストップで強奏した金属的な音色を求められています。後半はテンポが144となり一気呵成に曲が進みます。「作曲者から」の所にも、”野を駆ける疾風のごとく演奏してください”とあり、まさに疾風怒濤の音楽が繰り広げられます。
やはり聞いていてとてもかっこいい曲だと思います。お楽しみください。
使用機材
Finale27
Note Performer3
#吹奏楽
#コンクール
#課題曲
中学3年の時、これと波の見える風景のスコアを手に入れ今も持ってます。NHKドラマ宮本武蔵の主題歌でもあります。
是非ともサントラ版、吹奏版ともに再販されてほしいです。
リアルの時代を知らないのですが島田第二中、旭川永山中、淀川工科、鹿角花輪、近大、尼崎等が演奏してましたね。
かっこいい曲なので、みんなが演奏できるように楽譜が出ると良いのにと思います。
懐かしい!元吹部です。中2の時の課題曲でした。
あまりにも素晴らしい🎉
昔(40年以上前)、オーケストラのフルスコアをパソコンで再現できないかと思ったけど断念していました。
いったいどれくらいの時間で出来るのでしょうか。
お褒めいただきありがとうございます。作成時間は曲にもよるんですが、1日2時間の作業時間で2週間くらいですかね・・・。もう少しスピードアップしたいのですが。
いいですね〜♪
いつも楽しみにしています😊
ありがとうございます。今後も頑張ります。
クラリネット、難しくて全然吹けませんでした。特に前半。